Webデザイン

【事例で学ぶデザイン】日常にも溢れるデザイン思考

デザインという言葉の意味は拡大解釈されがちです。才能に秀でた人のみが出来る魔法のような技術だと捉えられていることもしばしば。
実は、デザインって日常に溢れている、一部の人が自然に行っている技術なんです。

デザインって何?

Webデザインを学びはじめて、サイトがカタチになった時、「自分はデザイナーと名乗って良いのか?」そんな疑問にぶち当たります。

Webデザインには、検索すれば様々な見本が見つかります。見本に合わせて作ればそれなりのサイトを作ることができます。
そのため、「デザインって何?」の問いにずっと答えられないベテランデザイナーはたくさんいます。
果たして「デザイン」とは何なのでしょうか。

実は日常にも溢れているデザイン

実は一部の人は日常にデザインを取り入れています。
日常のデザインとは、部屋の片付けや洗濯、洋服選びや料理、おでかけや旅行計画が該当します。
親におねだりするコミュニケーションもデザインです。
何が共通しているのでしょうか。

答えは情報を整理し、解決策を形にするです。

例:部屋の片付け

ただ、部屋の見た目をキレイにする片付けはデザインではありません。
「部屋の片付け」という名のデザインは、「部屋が汚れる」という原因の解決がゴールです。

整理整頓された部屋になっているお家は、汚くなっている原因を把握しています。

原因:
・モノを出したあとどこに直すのか決まっていない
・どこに何が入っているのかわからない

この原因から、課題解決のためのコンセプトを「片付けやすい部屋」とし、具体的な解決手段を「どこに何を直すのか」「不要なものを定義し該当するモノを捨てる」と決め、実施します。
このコンセプトを守ることで、常に片付いた部屋とすることが出来るのです。

こういった一連の思考が、「デザイン」です。

多くの方がイメージしているデザインが、部屋の見た目をキレイにする作業ではないでしょうか。
デザインとは表面的な状態ではなく、問題解決のための思考です。

まとめ

「デザイン」という言葉を難しく捉えてしまっていることに気付いていただけたでしょうか。
このように、課題を把握し、解決手段を考えることが「デザイン」なのです。

友達から相談を受けるのが好きだったり、不要なものを持たないミニマリストな方、アイデアで家事を効率化している方は、デザイナー向きです。
「デザイン」は適性がある人にとっては難しい作業ではありません。チャレンジしてみましょう。

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