ロードバイクは、メンテナンスを行わなければどんどん劣化してしまいます。
定期的なメンテが必要な項目をまとめました。
タイヤ
空気圧
タイヤ指定の空気圧(タイヤの側面に書いてあります)より少し多く入れる程度が個人的には快適ですが、空気圧を高くするとその分段差などによる衝撃が強くなるので、自分の体重やルートの状態に合わせ調整しましょう。
空気圧が低すぎると「リム打ち」と言って段差とタイヤのリム(ホイールの外枠)が接触しチューブが破損してしまいます。
面倒ですが、「乗る前の空気入れ」がオススメです。
溝
タイヤの溝がなくなるとグリップが効かなくなり滑りやすくなってしまいます。乗る前に溝の状態を確認するようにしましょう。溝がなくツルツルに近づいてきたら交換のサインです。タイヤ交換は自分でも出来ますが結構面倒な上、付け方が良くないとチューブが破れたりすることがあるので余裕があるなら自転車屋さんにお願いしましょう。
※釘を踏んだり地面の凹みにハマったりするとタイヤやチューブに問題が起こることがありますが、こういったことは日々のメンテでは防ぎようがありません。1年に一度特に問題がなくても新しいモノに交換しておくとリスクは軽減されるかもしれません。
ディレーラー
フロントディレーラーの調整
上記画像真ん中のネジを動かしながらチェーンガイド(チェーンがギアにかかる位置を調整する金具)の位置を調整します。チェーンがガイドに当たるようになってきたらフロントディレーラーを調整しましょう。
※高度な技術が必要です。基本、自転車屋さんにお願いしましょう。自分で調整する場合はこちらのサイトがわかりやすくてオススメです。
リアディレーラーの調整
上記画像の少し右よりにある上下のネジを動かしチェーンとギアの位置を調整します。フロントディレーラーの調整を行う際に合わせてリアディレーラーも調整しましょう。
※高度な技術が必要です。基本、自転車屋さんにお願いしましょう。自分で調整する場合はこちらのサイトがわかりやすくてオススメです。
ディレーラーの調整頻度
チェーンからシャリシャリ音がなるようになったら都度調整します。
※購入初期はワイヤーが伸びやすいため多少頻度高めで調整が必要です。
チェーン
チェーンのお手入れ
購入時はキレイな銀色ですが、数回走ればするぐに真っ黒になります。真っ黒になってもすぐに掃除する必要はありませんが、砂などを巻き込んでしまうと異音がする場合があり、気になるならお手入れをオススメします。
チェーンのお手入れ頻度
月2回程度がオススメです。私はチェーンクリーナーでチェーンに付いた汚れを落とし、下記のチェーン用ワックスを塗っています。
チェーンクリーナーを使ったお手入れ方法はたくさんネットに転がっているので探してみてください。
ギア
ギアのお手入れ
お手入れ方法に関しては以下記事をご覧ください。
ギアのお手入れ頻度
チェーンと合わせてのお手入れをオススメします。
※ギアもキレイにしないといくらチェーンをキレイにしてもすぐ汚れてしまいます。
その他
ネジ締め
長い間走っているとだんだんネジが緩んできます。特にシートポストのネジは要注意です。
3ヶ月に1回ほどすべてのネジチェックをオススメします。
※タイヤを外したあとのタイヤレバーは要注意です。
最後に
「ロードバイクがあればどこでも行ける」
はじめて乗った時、そう感じました。
その気持ちを継続するため、マメなお手入れに努めましょう。
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